【ポイント解説編】この2つを意識して夏シーバスを攻略しよう!

「春はシーバスが釣れたのに暑くなると釣れなくなってしまった」「夏のシーバスってどう攻めればいいか分からない…」

夏のシーバスを釣るにはどこに行けばいいのか?編集部おすすめのポイントをご紹介します!

2つの夏シーバスを攻略するために意識すべきこと

今まで釣れていたポイントで、どんなルアーを投げても釣れなくなってしまった!?そんなアングラーあるあるにハマったことはないでしょうか?

それもそのはず、春から夏になると攻める場所、ベイトパターンがガラリと変わります。 このようなときに意識してほしい2つの要素を解説します!

要素 1:水温

シーバスの適水温は14~18℃と少し低め。夏に近づき水温が上がれば暑さを嫌い、水温が低いほうへ移動。夏でも水温が上がらない河川、深場、潮通しが良い場所に移動し、秋になるまでそこで過ごすことが多い。また、表面の水温が上がりづらい日陰にも集まってくる。

春にバチ抜けやマイクロベイトでメインポイントとなっていた港湾部は、水温の上昇によりプランクトンが大量発生し、赤潮、青潮などでほとんど釣りにならない。

要素 2: 水中の酸素量

海水温が上昇すると水が蒸発し塩分濃度が増加。水分の割合が減る分、水に酸素が溶けにくくなり、水中の酸素量は減少していく。このような夏場、シーバスは酸素を求めて移動し、酸素量が安定している河川や潮通しが良い場所で過ごすようになる。

つまり、夏のシーバスを攻略するには水温と水中の酸素量、この2つの要素を意識して釣りすることが重要!

ポイント別解説

☆・・・ポイントのおすすめ度(最大5個)

港湾部 ☆

初夏の頃ならまだ水温が上がりきっておらず、水質も安定してバチ、マイクロベイトパターンなどで活躍するが、真夏に近づくに連れだんだんと水質が悪化し釣りづらくなる。夏の釣りには向かない。

河口 ☆☆☆☆☆

常に川から冷たい水が供給されるため水質も悪化しづらく夏の好ポイント。ベイトも豊富なため、イナッコ、イワシ・サッパ、ハゼなど様々なパターンでの釣りが可能。

河川 ☆☆☆☆

上流から新鮮な良質の水が絶えず流れてくるため河口と同様に水質が悪化しない好ポイント。ベイトは基本的に若鮎を追ってシーバスが遡上してくるので、若鮎パターンになる。

堤防 ☆☆☆

一言で堤防と言っても先端や根元、作られた場所によって水深や潮通しが様々。夏に好ポイントとなるのは水深があり潮通しが良い堤防となる。ベイトはイワシ・サッパ、サヨリが中心。

サーフ ☆☆☆

サーフは周りが拓けていて常に潮が流れているため良いポイント。ただし、遠浅のサーフは水温の上昇が激しいため、急深サーフのほうがおすすめ。ベイトはイワシ・サッパ、サヨリが中心。

磯 ☆☆☆☆

磯は基本的に潮通しが良く、水深もあり、根に潮が当たり複雑な流れを作るので、夏の好ポイントになると言える。ベイトはイワシが中心になります。

要点・まとめ

夏シーバス釣りで意識すべきは、

・水温が上がらず安定している

・水中に適度な酸素量を保てる

上記2つの理由からツリグラ編集部が最もおすすめできるポイントは

「河口」となりました。

やはりシーバスを狙うのに河口は最強ですね!皆さんもぜひ夏の釣りは水温と水中の酸素量に焦点を当ててポイント選びをしてみてください。

次回はベイトパターン別おすすめルアーを紹介します!