【見たことはあるけど意味までは・・・】あのマークについてふくだあかりさんに聞いてみた

みなさんはどのように釣竿を選んでいるでしょうか?選び方は十人十色。釣りに合ったロッドに出会えるのはとても大事なことですよね。

そんな釣り好きのみなさん、このようなマークを見たことはありますか。何となく目にしたことはあれど、実際どのような意味があるのかご存じない方が多いのではないでしょうか。

マークにどのような意味があるのか?
釣り人が知っておいたほうが良いこととは?

今回は、このマークを多くの皆さんに知っていただくため、釣具店などに掲示されているポスターのモデルをつとめる、ふくだあかりさんにインタビューさせていただきました!

【ふくだあかりさんプロフィール】
2008年に1年間に100種類の魚を釣る「百目」を達成。多くのテレビ番組への出演や雑誌連載で活躍。「百目」と題したブログは月間30万PVを誇る。全国釣竿公正取引協議会では、2017年よりポスターモデル、PR活動も行っている。



釣竿についている「CFRJ」って何なの?

ツリグラ編集部(以下、編):
ふくださんがいまお持ちになっているパネルには「CFRJ」と書かれています。この「CFRJ」のマークは、釣竿に貼ってあるのをよく見るのですが、このマークにはどのような意味があるのでしょうか。今回はこの「CFRJ」のマークについてお話をお聞かせください。

ふくだあかり さん:
私がお答えできることであれば何でも聞いてください!ところで釣竿についている「CFRJ」と書かれているマークは「釣竿公正マーク」といいます。

編:
「釣竿公正マーク」というのですね。釣竿のほかにも、この間釣具店で見かけたふくださんがモデルになっているポスターやフィッシングショーで配布されていたステッカーでも見たことがあります。ポスターやステッカーには「釣竿の公正マークは信頼のマークです」と書いてありますが、これにはどのような意味があるのですか。

ふくだあかり さん:
ズバリ「釣り人の皆さんに安心して釣竿を購入していただくため」です。例えば釣竿の長さ・重さ、材質また作られた国などが分かりやすく表示されていなかったら、どこを見て購入したらよいのかちょっと不安になりませんか?

編:
たしかに、買ってみたら、自分が思っていたものと違う・・・なんてことになったら嫌ですよね・・・。

ふくだあかり さん:
ですので、全国釣竿公正取引協議会では、メーカーが集まり釣り人の皆さんにとって釣竿を購入する際に必要な表示とは何か考え、釣り人の皆さんや業界関係者の意見を伺い、国の機関の承認を受けたうえで分かりやすい表示のルールを決めました。このようなルールをクリアした釣竿にはCFRJと書かれたシールが貼ってあります。

CFRJが目印の「釣竿公正マーク」

編:
このマークには、そのような意味があったのですね。このマークを目印にすれば、安心して釣竿を選ぶことができますね。

ふくだあかり さん:
釣り人の皆さんに安心して釣竿を買っていただけるように、全国釣竿公正取引協議会では加盟しているメーカーの釣竿がルール通り表示されているかどうか日々チェックしています。すごーくざっくり言うと、「釣竿のチェックマン」と考えてもらえると分かりやすいと思います!

編:
そういわれると確かに・・・。サッカーの審判みたいな服で笛吹きながら指差し確認している姿が浮かんできました(笑)

ふくだあかり さん:
そんな感じに身近に感じてくれると嬉しいですね。



どんなところをチェックしているの?

編:
先ほどの「釣竿を購入する際に必要な表示」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

ふくだあかり さん:
具体的には釣竿の全長、仕舞寸法、重さ、カーボン繊維やグラス繊維といった使用した素材の含有量・作られた国・組み立てを行った国などについてルールがあります。
※詳しいルールはこちら

編:
全部チェックしていったら気が遠くなりそうです・・・。

ふくだあかり さん:
ですよね(笑)。でもみなさんに安心して釣竿を購入していただくためには決して手を抜けないポイントだと考えています。もちろん、きちんと審査を受け、ルールを守ろうと協力してくれているメーカーさんもあってのことですので、それをお忘れなく!
ところで今日は、ルール通り表示されているか専門の調査員がチェックを行っています。わたしも調査員の指導を受けながら、調査を行ってみました。

写真 全長、自重、原産国などが表示されている部分を確認しています。表示の確認後、実測(写真上:仕舞寸法計測)(写真下:自重計測)も行っています。

編:
普段私たちが何気なく見ている釣竿も、そうやってチェックをしてくれているから安心して購入できるんだということが分かりました。



全国釣竿公正取引協議会とは?

編:
釣竿公正マークを管理しているのは「全国釣竿公正取引協議会」という団体ですよね?加盟しているのは何社ぐらいになのでしょうか?

ふくだあかり さん:
現在では国内64メーカーが加盟しています。
※加盟メーカー一覧はこちら

編:
ものすごい数のメーカーさんが加盟されているのですね・・・。

ふくだあかり さん:
日本を代表する釣竿メーカーはほとんど加盟していると思いますよ。

編:
釣り好きを気取っていたのに知らなかった自分が恥ずかしくなってきました。

ふくだあかり さん:
いえいえ、縁の下の力持ちのようなものですから。ただ、釣り人のみなさんにもこのマークの意味を知っていただくことでより安心して釣竿をご購入いただけるかと思います。

編:
ロッドに「CFRJのシール」が貼っているのは何となーく知ってる人もいるような・・・。

ふくだあかり さん:
とは言え、このシールが何を意味してついているかというところまでは、あまり知られていないように思います。このポスター、じつはメーカーさん、日本全国の釣具店さん、釣り船店さん、釣り宿店さんなどのご協力で多くの場所に貼っていただいているのですが、ここに書かれているように「釣竿の公正マークは信頼のマークです」をキャッチフレーズに釣り人の皆さんに安心して釣竿を買っていただけるよう活動を続けています。



意外なところに潜む「感電」の危険性

出典:全国釣竿公正取引協議会

ふくだあかり さん:
ところで先ほどの「CFRJ」のマークの下には「感電注意」というマークが見えるかと思います。 「雨の日に釣りをしていたら釣竿がピリピリしてきた」という危険な体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

編:
ピリピリ、というと感電・・・落雷の予兆ですよね。

ふくだあかり さん:
そう落雷も感電の大きな理由のひとつです。このマークを付けることで、感電に注意してくださいとお知らせしています。釣竿はカーボン繊維が含まれていることが多く、カーボン繊維は「電気を通しやすい」性質を持っています。

編:
釣りをしている時に「雷が鳴り始めたらすぐ釣りを止めろ」、とは小さいころから良く言われました。

ふくだあかり さん:
そうなんです。ぜひ釣りを行う前に、周辺の気象情報や避難場所を確認しておいてください。みなさん「雷」による感電については良くご存じなんです。ですが、実は感電事故は雷だけではなく「電車の架線・鉄橋」「電線」などでも発生しているんです。

編:
雷以外でも感電の危険性があるということでしょうか?

ふくだあかり さん:
そうですね。釣竿を持って移動する際に、電線などに触れてしまったりする事故が起きています。移動する際にはなるべく釣竿は折りたたんで周囲の安全を確認するようにお願いします。

出典:全国釣竿公正取引協議会

編:
うっかり電線に気づかずに竿先が触れてしまったら、と思うとゾッとしますね・・・。

ふくだあかり さん:
ところで「触れれば」感電することはイメージがつきやすいのですが、近づいただけでも感電する危険があることはご存知でしょうか。電線には流れている電圧に応じて、近づいてはいけない距離というものがあります。ついうっかり竿先が「近づいてしまい」思わぬ大事故につながってしまうことがあります。過去には亡くなられている事故も発生しています。直接「触れなくても、近づいただけで」感電する危険があることをぜひこの機会に覚えておいてください。詳しくはこのページを見てくださいね。

出典:全国釣竿公正取引協議会

編:
釣竿を近づけただけでも感電する危険があることはあまり知られていないような気がします。

ふくだあかり さん:
全国釣竿公正取引協議会では釣りフェスティバル in YOKOHAMA、フィッシングショーOSAKAで「触れなくても」感電する危険があるということを安全に疑似体験できるコーナーも用意しています。ぜひブースを見かけたらお立ち寄りくださいね。

編:
釣りを楽しめるのも、安全であればこそですし、あまり意識していなかった危険性を知ることができました。

ふくだあかり さん:
こちらこそありがとうございます。ぜひ「信頼ある釣竿で、安全に」釣りを楽しみましょう!



わかりやすい表示がなされていることの証である「釣竿公正マーク」。釣竿を購入する際はぜひ注目してください。また、「触れなくても」感電する危険があることもぜひ覚えてください。

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