ダイワ:銀影競技 スペシャル T 90・E のクチコミ・インプレ
3種の穂先を使い分け、サイズ・釣法・フィールドの全てに対応する全能先調子“T” 昨日までの限界を超え、常にスペシャルであるために。全ての「T」を、1本に。ダイワ鮎ロッドを代表する調子、その最高峰にありながらきわめて“尖った”独特の存在感で異彩を放つスペシャルT。トーナメンターの絶大な支持を集め、熱狂的なファンを生み出し、一度ハマればその魔力から抜け出せない。一方でTという鮎ロッド全体を見渡したとき、これほど多彩な調子も他にない。競技には早い時期からTとTHが設定され、スペシャルにはTライトがラインナップされている。それはつまり、理想とするTが人それぞれに存在するということ。長年熟成を重ねてきた調子だからこそ、その支持者は多岐にわたる。そして、これら全てのノウハウを実績や幾多の伝説と共にチャージリングやナノプラス等の最新技術を駆使しながら「1本」に集結させるという、途方もないテーマのもとに生まれたのが、新しいスペシャルTだ。
カテゴリ― | 鮎竿 |
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メーカー | ダイワ |
全長 | (m)9.00 |
仕舞寸法 | (cm)143 |
継数 / 節数 | 8 |
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自重(g) | (g)225 |
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適合ライン | メタル(号):0.02-0.25 ナイロン(号):0.125-0.8 |
おもり負荷 | /替穂(号)0-5/0-6/0-3 |
ロッドパワー | 付属品:ソフトタイプカーボンチューブラー替穂先/パワータイプカーボンチューブラー替穂先/ニット竿袋 シビアさは消え、回転力と速さが増す。スペシャルは、さらにTらしく。前作との相対的なパワーアップに加え、さらなる先調子化でT本来の回転力に一層磨きをかけた。#2・#3の張りを上げ、掛けてからのスピードはさらに増したが、その分ベースとなる「SMTチューブラー(軽量・パワー型)」の先端部をしなやかにして、シビア過ぎず扱いやすい操作性を両立させた。 SMT(スーパーメタルトップ):超弾性チタン合金を採用し、カーボン素材では不可能な驚くべき感度を実現する「SMT(スーパーメタルトップ)」。超弾性チタン合金をチューブラー(中空)構造にし、秀でた操作性と感度を実現した革新的穂先。また、高負荷の釣りにも対応するパワーを備える。 3タイプの穂先を交換すれば、操作性と強さは自由自在に変えられる。全てのTを凝縮した、そんなロッドを生み出すために搭載されるのが3本の穂先。これらを交換すれば操作性とパワーを自在に設定できる。手法としてはグランドクロスで培ったものに近いが、同じTであるからこそ穂先の交換だけで「Tライト」「オールラウンダー」「ハンドリングマスター」と、異なる性格とパワーを持つ3つのバージョンを1本のロッドで表現することができたのだ。 X45:カーボン繊維の巻き角度は竿先に対して0°・45°・90°がそれぞれ曲げ・ツブレ・ネジレに対して最大の弾性を有する。他のX構造のように中間の角度にした場合、それぞれの弾性が低いためパワーロスの原因となる。また中間の角度で「X45」と同等のパワーを発揮させるためにはかなりの重量アップが必要となる。最も弾性率の高い3つの角度を採用している「X45」はロッドの変形を防いでパワー・操作性・感度を向上させる最適構造なのである(世界共通の商標として「Xトルク」から「X45」に呼称変更)。 スペシャルV-ジョイント(#1~3はV-ジョイント):パワーロスが生じがちな節の合わせ部にダイワ独自のバイアス構造を採用することで、ワンピースのような美しい曲がりを可能にし、負荷が掛かった時の節の歪みを抑えてパワーロスを減少させることに成功。さらに従来必要とされていた合わせ部の重ね代を極限まで減らしたのがスペシャルV-ジョイント。これによって重量を軽減しながらいっそう歪みの少ないロッドを作り上げることができる。 Vコブシ設計:先端部#1~#3を短くセッティングすることで竿先の安定性を高め、感度の向上を図る設計思想。同時に中節~元竿は節長が長くなる胴長設計と組み合わせることにより、パワーと操作性・感度を兼ね備えたロッドを実現。 |
先径 / 元径 | 先径[替穂先径](mm):1.1(1.05)[2.1(2.0)/1.6(1.5)] 元径(mm):25.0 |
素材 | カーボン含有率(%):99 |