ダイワ:銀影 T ライト早瀬 80・W のクチコミ・インプレ
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名手が鍛え上げ、取りまわしの良さにこだわった傑作 X45「X45」とは、ロッドのネジレを徹底的に防ぐ構造のことである。ロッドに巻き付けるカーボンシートを「X45」という組み合わせにすることでネジレに対して驚くほどの剛性がでるのだ。通常のカーボンロッドの構造は、2種類のカーボンシート(ロッドに対して90度と0度の繊維)を組み合わせて作っている。この組み合わせに、さらにバイアス状(45度)に繊維を巻きつける構造が、「X45」なのである。45度の格子状の繊維が入ることで筋交い状になり、ロッドのネジレを防ぐのだ。
カテゴリ― | 鮎竿 |
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メーカー | ダイワ |
全長 | (m)8.00 |
仕舞寸法 | (cm)143 |
継数 / 節数 | 7 |
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自重(g) | (g)201 |
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適合ライン | メタルライン(号):0.04-0.2 ナイロン(号):0.125-0.6 |
おもり負荷 | (号)0-4 |
ロッドパワー | 高密度SVFカーボン:素材の製法を一から見直し研究を重ね、理想的なカーボン配列に近づいた高密度カーボン。樹脂に代わってカーボンが高密度化されることで、従来よりはるかに高いパフォーマンス(パワー、シャープ感、操作性、感度)を発揮する。カーボン繊維そのものの高弾性化はもちろん、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う樹脂(レジン)量に着目。贅肉ともいえるレジンの量を減らし、筋肉となるカーボン繊維の密度を高めることで、より強く、より軽いカーボンシートの開発を追求。 X45:パワー・操作性を飛躍的に向上させるネジレ防止の最適構造。カーボン繊維の配向角度と弾性率の関係は極めて特殊であり、1度でもカーボン繊維の角度がずれると弾性率は大きく低下する。よって、竿の性能を考慮した場合0°、45°、90°が理想的な構造であり、他のX構造の様に中間の角度(仮に60°~75°前後を変動)にした場合、「X45」に比べて「ネジレ」、そして「ツブレ」の弾性率が低下するのが、上のグラフから見てとれる。また中間の角度で、「X45」と同等のパワーにするためには、かなりの重量アップが必要となる。最小限の重量で最大限の効果を発揮させる最適構造、それが「X45」なのである。鮎釣りにおいては、繊細かつレスポンスの良い操作性をもたらし、大型オトリも主導権を持ってスムーズに扱える。目に見えない変形によるパワーロスを防いで竿本来のポテンシャルを発揮させることができるので、先端部のブレがなくなり抜きの弾道が安定し、抜きのスピードも上がる。また振り子抜き時の先端部へのダメージも軽減できる。 Vコブシ:先端部#1~#3を短くセッティングすることで、余分な曲がりを抑えて操作性と感度の向上を図る設計思想。同時に中節~元竿は節長が長くなるため、さらなるパワーとタメ性能を発揮する。 V-ジョイント:パワーロスが生じがちな節の合わせ部に、ダイワ独自のバイアス構造を導入したのがV-ジョイント。あたかもワンピースのような美しい曲がりを可能にし、負荷が掛かった時の節の歪みを抑え、パワーロスを減少させることに成功。 |
先径 / 元径 | 先径(mm):1.7(1.6) 元径(mm):23.7(26.7) |
素材 | カーボン含有率(%):99 |