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言うと、針先が埋め込まれたネコリグで、根掛かり回避性能がかなり高く、カバーでも普通に責めていけるものです。近年はプレッシャーの影響からカバーを重たいリグで貫くだけでは食わないバスが増えてきたため、カバー内を静かにアプローチする必要がでてきたので、スナッグレスネコリグはそういった状況で真価を発揮します。
このNSSフックは元祖スナッグレスネコリグ専用フックです。今では様々な専用フックが発売されていますが、私はこのフックを愛用しています。
私がこのフックを多用する一番の理由はフッキングの良さです。しかしそれは条件付きで、構造上ストレートフックのようでかつそれなりに太軸なので、フッキングにはパワーが必要です。なのでML以下のパワーのロッドだと中々フッキングが決まりません。その代わりちゃんとしたタックルでそれなりに合わせをくれてやればかなりガッツリ掛かってくれます。口の奥の方なら硬い部分に45°の角度でバーブまで、手前の方なら貫通するぐらい刺さります。なので基本的に外す時はパキッとか言うレベルです。
このフッキングの良さはカバーを釣るときに重宝します。カバーで掛けると基本何かに巻かれていて、ネコリグを扱うようなタックルなので強引なファイトも出来ません。でもそこでしっかりフックが刺さっていれば多少ラインテンションを緩めてもばれないので、その間にバスを迎えにいったり、バスが出て来てくれたりします。
あとこのフックを使う人はよく「リグったらワームがどちらかに倒れる」と言います。実際に倒れます。倒れていても釣果にはさほど影響ないと思いますが、気になる人も多いと思います。私もそのうちの一人です。対策としては、ワームを真っ直ぐ刺すことを前提とし、ワームキーパーの真ん中を切って、左右に開いてやると安定し、底でシェイクすると立ち上がってくれるようになります。しかしこれをすると一匹釣るたびにワームが裂けるのでそこはご了承下さい。
スナッグレスネコリグは私のメインリグで一番バスを釣っているリグなので、ぜひ皆さんにも使って頂きたいです。
長文失礼しました。

使用期間：2～5年