アイナメ
データ取得日時:2024.12.22(日) 00:03
アイナメ(鮎魚女、鮎並、愛魚女)、学名 Hexagrammos otakii は、アイナメ科に分類される魚類の一種。日本沿岸の比較的塩分濃度の低い岩礁域に広く生息する底生魚で、食用になる。「アブラメ」などの別名も多い。種小名の otakii は、本種の記載者の一人D. S. ジョーダンの教え子である大瀧圭之介(おおたき けいのすけ:1894年スタンフォード大学卒、帰国後農商務省水産局勤務)への献名で、大瀧が東京の市場で購入してジョーダンに送ったアイナメ4尾が本種の記載に用いられた。
属名の Hexagrammos は古代ギリシア語の「ἑξα-(hexa-)=6の-」+「γράμμα(grámma)=文字・サイン」で、このグループの側線が6本あるように見えることに因む(実際には5本)。これにより中国名は大瀧六線魚(大泷六线鱼)である。
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