【渓流ミノーイング】実釣してオススメできるルアーをインプレしてみる

みなさん、こんにちは。
ぐっちーです。

先日うらたんざわ渓流釣場さんにてミノー・プラグ縛りで修行をしてまいりました!スプーンは封印。2週間前にも「ツリグラ釣り部」で行ってきた管理釣り場さん。個人的に大好きな釣り場さんです。


渓流型管理釣り場の魅力とは?

渓流型管理釣り場は自然渓流とは一味違った「エリアならではの楽しさ」があります。魚がいるのは分かっているので手を変え品を変え「どうやって食わせるか」を試すことができるのが最大の魅力だと思ってます。立ち位置的にはエリアとネイティブフィールドの中間あたりかなと。

というわけでミノーをガツンと仕入れ、一途神奈川県相模市のうらたんざわへ。梅雨真っ盛りで1週間ほど雨が降り続いたので増水を心配していましたが、ほぼ影響を受けていないという奇跡。


うらたんざわ渓流釣場の紹介をば

「うらたんざわ渓流釣場」は相模川水系・道志川支流「神の川」の最上流部に位置しています。なので、とにかく水がキレイでロケーションは最高です。

釣り方としてはフライ・テンカラ・ルアー釣りの3つ。体感値的にはフライマンが6~7割を占める釣り場さんです 。7月現時点ではヤマメが多く放流されています。もちろんニジマスもいますし、大型トラウトの放流もあるようです。 加えて嬉しいのがアルビノヤマメを放流しているところ。白いのでバイトシーンも見やすく、何より魚体がキレイなので釣れたときにテンションが跳ね上がります。

スタッフのお話では放流直前までエサを与えているらしく、魚のコンディションはすこぶる良いです。ただし、その分釣るのが他の管釣りよりも難易度が少し上がっているように思います。

区画は上流・中流・下流部の3つ。それぞれレギュレーションが違うのでご注意を。

①下流部「ヤマメ クラシックI」
フライフィッシングのみ可。魚の持ち帰り不可。

②中流部「フライ・テンカラ&ルアーエリア」
ルアーマンやファミリー・初心者はまずここで練習。持ち帰り制限10匹まで。ワーム・ソフトベイト・スピナーベイト・トレーラーが使用禁止

③上流部 「ヤマメ クラシックⅡ」
フライ&テンカラのみ可。魚の持ち帰り不可。自然渓流により近く、中~上級者におススメ。(ウェーダーがないと厳しい)。インディケーター・スプリットショット・エッグフライ・ペレットフライ・ドロッパー・フォーミュラーは使用禁止。噂では「主」がいるらしい・・・。

事務所(受付)はこんなかんじ。 中にはルアー・フライやカップ麺などの販売もあります。自販機があるのが地味にありがたい。

RPG途中の補給所感が漂う。個人的にこの雰囲気は好き。

奥に見えるのが休憩所なのですが、レンジとポットがあるのでお弁当・カップ麺なんかも美味しく食べることができます。

簡易的ですがトイレは大小あり。大用トイレは和式ながら見た目よりキレイ。

という感じ。「ネイティブトラウトを始めたい!けどまずは練習をしたい・・・。」という方には打ってつけの管理釣り場さんです。


おすすめルアー

この釣り場に限った話ではありませんが、渓流でのオススメルアーを紹介したいと思います。(完全主観なので悪しからず・・・)ここでは今回の釣行で実際に釣果があったルアーを取り上げます。

自分が【渓流ミノーイング歴1年・管釣り歴3年】ということを踏まえてご覧くださいm(__)m


シュガーミノー 50F(バスデイ)

人生初のアルビノヤマメ!

自分の「お守り」的なルアー。渓流ルアー釣りにおいてヘビーシンキングミノー全盛の昨今ですが、フローティングは必ず持っていたほうがいいと思います。なぜこのルアーをはじめに紹介したかというと、今回の釣行を含めて今まで良い思いをした経験が多いからです。カラーは「キンクロ・アカキン」などの金系色がオススメ。色んな使い方が可能ですが、今回は連続トゥイッチでの反応がすこぶる良かったです。こいつがルアーケースに入っていないだけで「家の電気消し忘れたかな・・・」くらい不安になります。
【この日の釣果:5匹、使用カラー:キンクロ】


スピアヘッド リュウキ 50S(デュオ)

渓流ミノーをやっている方ならだれもが知っているルアーですよねー。この場で触れるのも不要かと思いますが・・・それでもおすすめせざるを得ないくらい釣れます。個人的にネイティブフィールドではアマゴ5連チャンさせてくれた頼れるやつ。
・実売1,000円ほどで買えるハイコスパ
・連続トゥイッチでしっかり動く
・シンキングなので色んなレンジに対応できる

初心者~上級者まで問題なく使えるルアーだと思います。
【この日の釣果:3匹、使用カラー:ピンクヤマメ】


ボトムマジック ライトチューン(ジャクソン)

この日が実戦投入初日。ボトムでの働きを期待して買ったのですが、結果はなぜか宙層ドリフト・ただ巻きで2匹。特に 宙層 ドリフトでは何もせずに勝手に食っていたので「釣った感触」はありませんでした 笑。ただ巻きでは宙層で規則的に左右にブレる動きをします。(この動きが個人的に好き)
この日はペレットカラーの反応が良く、リフト&フォールでの反応も良かったですが食わすまで至らず。使い方が色々とできる面白いルアーだと思います。ボトムをガッツリ狙いたい場合は「ボトムマジック 5.3g」 の方がオススメです。 【この日の釣果:2匹、使用カラー:グローライトペレット】


↓飛び道具として使えるルアーも。

くものすけ(ティムコ)

ティムコのマイクロクランク。「ミノーイングじゃねぇぞ、おい!」という声は一旦おいておきます・・・。フォールにしか反応しないときに使用。色はペレット系があれば外しは少ないかと。マイクロクランクなので巻いても動きはしますが、渓流のような流れがある場所では本来の動きはしないです・・・。自分が使うのは完全にフォールパターンのみ。バイトはありますが、これまたノセるのが難しい・・・。もちろんポンド型の管釣りでも使えるので、1個持っておくと釣りの幅が広がります。デメリットとしては自重が0.8gと超軽いこと。細ラインじゃないと飛距離がまるで出ません。使いどころは選びますが、お気に入りのルアーです。
【この日の釣果:1匹、使用カラー: オリーブペレット 】


C-moon 65 フローティング (MOMONGA)

知る人ぞ知るハンドメイドミノー。とにかく使っていて楽しい!そしてハマれば釣れる。フローティングなので水面でゆっくりトゥイッチするとその動きはまさに瀕死の小魚。ほっといて釣れるのがマジで楽しい。バイトシーンも丸見えなので中毒性があるミノーです。引き出しの1つとして持っておいて損はないと思います。購入はハンドメイドルアーショップ「ボーダーヘイズ」で。
【この日の釣果:1匹】


今回は沈黙したルアーたち

はじめに注意ですが、これから紹介するのは本来非常に優秀なルアーたちです。僕の使い方・使いどころに非があるかもなのですが、パターンにハマらず今回はおとなしい感じになってしまいました・・・。

ベアトリス 45S と53S(パームス)

一番上が53S、下の2つが45S

実は今回のブログはベアトリスの実釣記事にしようと考えていました。が、釣れず・・・。ベイトフィネスで45S、53Sともに使用しましたが、53Sのキャストフィールたるや最高! 5g以上あるのでマジで飛距離が出ます。アクションは非の付け所がないくらい、虫のような・弱った魚のようなリアルな動き。メーカーサイトにもあるとおり、ドリフト・トゥイッチがメインの使い方になります。1つ欠点を上げるとすると、ベリーとテールフックがめちゃ絡みやすい・・・。チェイスはあったので今後使い倒してレビューを書ければ!
【使用カラー:45S・・・マッドアユとチャートグリーン、53S・・・アバロンサマービートル】

ボトムノックスイマー(スミス)

この子も動きはいいんですよ奥さん・・・。なんでかなぁ、釣れなかったんだよなー・・・。その名の通り、ボトムノックの動きは秀逸。ダートアクションも素晴らしい!

でもなんでかなぁ・・・釣れなかったんだよなー・・・。魚に聞いてみないとわかんないですが、カラーがダメかダートに反応が悪い日だったとしか考えられません。だってそれくらい動き良かったんだもん。
【使用カラー:BKSライト・・・ビンクスマッシュ、 BKSエリア・・・グリーンメタリック、 BKS2・・・ピンクタイガーとルミナス、BKS35・・・アカキン】

シュヴァーンシャッド(ヴァルケイン)

泣く子も黙る「リミットレスエリアシリーズ」の代表的なルアー。HF(ハイフロート)が使っていて楽しいっす。残念ながら釣果はなかったですが、ヤマメが「なんだなんだ?」ってかんじで見に来てはいました。その後、Uターン。これも使い方が色々とできるルアーなので使い込んでみないとなー。


カラーについてのあれこれ

何時もアングラーの頭を悩ませるのがルアーカラー。これも諸説ありますよね。「いいや、それは違うぜボウヤ」という声が飛んできそうですが、まぁまぁ落ち着いてください。「自論」なので紅茶でも飲みながら、寛大な心で聞いてね・・・。

まず、ネイティブフィールド。

結論から言うと、金系色のフローティング・ヘビーシンキングミノーが各1つずつあれば最低限の釣りはできると思ってます。(ロストに備えて予備も必要ですが。)渓流の場合、魚がいれば一発で勝負がつく可能性が経験上多いです。なのでルアーの位置(つまり追っている魚の位置)を視認しやすく、かつアピール力もある派手めのカラーを使うようにしています。反応がない場合は場所に見切りをつけてどんどん釣り動き、釣れる魚を釣っていくことが大事だと思ってます。基本的にランガンの釣りになるので、持ち歩くルアーも必要最低限に抑えたほうがいいです。


次に管理釣り場。

渓流型・ポンド型管釣りでは色にシビアな状況が必ずあります。例えば、おくたんざわだと前回釣行では金・銀・白の反応が良かったのですが、2週間経った今回は金・茶・緑への反応が良かったです。同じような気温・水温、天候も両日雨で条件は似たような日なのに、です。このあたりは渓流といえど、さすがは管理釣り場。ってな具合です。自然渓流では場所を移動することもできますが、管理釣り場はある程度同条件の場所で釣りをするしかありません。

ツラツラと書いちゃいましたが、自分が最低限持っていくなら金・銀系と地味系(茶・緑など)を選びます。銀はリアクションで食わせるため、地味系はタフコンディション時の抑えとして、です。

当たり前かもですが、よりゲームとして釣りを楽しみたい方はカラーバリエーションを増やしてから釣行に臨むことをオススメします。「どんな色に反応するのか?どんな動きに反応するのか?どんなレンジに反応するのか?」それを考えて答えを出すのが、ルアーフィッシングの魅力なんだと思います。

※ただ色揃えをすると、高確率でお財布が死にます。南無。まじでエマージェンシー。

今回は持っている一部のルアーだけ紹介させてもらいました!

釣行毎に変わるパターンに合わせてルアーをセレクトするのもルアーフィッシングの魅力ですよね。色んな釣り方ができるので、渓流ルアーをやったことが無い方はぜひチャレンジしてみて下さい!中毒性ありますよ~。

ではでは。

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