【特集】逃げ惑うベイトフィッシュをリアルに演出!ドゥルガ73Fをインプレ!!(寄稿記事)

皆さんこんにちは、 O.S.Pプロスタッフの辻井です。今回はジャークベイトとしての【ドゥルガ 73F】を紹介します。

O.S.P:辻井伸之

紀伊半島、合川ダム、七川ダムをホームフィールドとし、「合川で最も釣る男」の異名を持つ。人並み外れた研究熱心さでバスフィッシングをどこまでも追求し、特にジャークベイト、スピナーベイトへの造詣は深く特に低水温期での釣果は特筆すべきものがある。その深い経験によって蓄積された独自の理論は必見。

ドゥルガ 73F

ドゥルガ73Fは、フィールドを問わず早春から初冬まで1年を通じて幅広い期間で真価を発揮する。早春であれば消波ブロックやドッグ、垂直護岸、リップラップなどのストラクチャーについたバスが、横方向への動きや浮くものに対し圧倒的に反応するタイミングがある。そんな場面ではスローからファストリトリーブまで安定したハイピッチウォブンロールと、フラッシングを伴ったキレのあるダートで水深1m前後を攻略できるドゥルガ73Fの独壇場となる。

ドゥルガ 73Fの特徴は小型ミノーであるにも関わらず、高速リトリーブでバランスを崩さずしっかり泳ぐ安定性を持ち、更にアクションレスポンスも良いという非常にバランスの良い誰もが扱い易い特性を持っています。

トップウォーターが有効になる季節(6~7月)、フローティングミノーを水面でチャプチャプさせる“浮き浮き”がフューチャーされがちですが、ドゥルガ73Fのアクションのキレを活かした連続トゥイッチ&ジャークも効果的です。

ベイトフィッシュに付くクルージングフィッシュパターンでは、逃げ惑うベイトフィッシュを演出する為に早いテンポの連続トゥイッチ&ジャーク、このレスポンス が何よりも大事にしている要素なのでアングラーの技術云々ではどうにもならないドゥルガ73Fの持つルアー固有の特性が必要になるのです。

このパターンにおいて大事な要素としてもちろんベイトフィッシュで、私のホームである合川ダムや七川ダムでは、やや小さめのベイトフィッシュが多く(恐らくどの フィールドでも同じかと思いますが?)、長らく阿修羅を使ってきました。

ベイトフィッシュのサイズにより近いドゥルガに置き換えて釣ってみたらどうなるんだろう?というのを現在進行形で経験を積んでいるところです。

ボイル等があればベイトフィッシュを直撃しますが、基本はフィーディングとなるシャローフラットを狙い、ドゥルガの有効レンジ1.0~1.5mレンジを高速ジャークします。ベイトの群れの下からシャローに追い込んで捕食するバスを狙うイメージですね。

ドゥルガ73Fの連続トゥイッチ&ジャークでの使用する意識としては「小さく早く」で、この際の注意点はあくまでもラインは張るだけの軽いテンションで、ルアーを引っ張り込まないように注意です。視覚的にはストレートライン上で軽いロール&ダート、ルアーの腹が見えたりクルンと反対方向に向かないように操作します。

ただ巻きメインであれば10~12lbラインでも扱えますが、この釣りにおいては6lbクラスのベイトフィネスタックルがオススメです。

阿修羅が大好きな私としては正直嫌~な予感しかないというか、既についついドゥルガに手が伸びがちで、それに伴った釣果もどんどん上がっています。

ですが阿修羅が必要というシーンも勿論ありますので、また改めて紹介出来ればイイですね。



O.S.P:辻井伸之

紀伊半島、合川ダム、七川ダムをホームフィールドとし、「合川で最も釣る男」の異名を持つ。人並み外れた研究熱心さでバスフィッシングをどこまでも追求し、特にジャークベイト、スピナーベイトへの造詣は深く特に低水温期での釣果は特筆すべきものがある。その深い経験によって蓄積された独自の理論は必見。